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2026.03.30
「スギ花粉の時期が終わったのに、まだ花粉症の症状が続いている」と感じたことはありませんか。
その原因として最も考えられるのが、スギ花粉の後を追うように飛散が始まるヒノキ花粉の影響です。
ヒノキ花粉の飛散は例年3月初旬〜中旬にスタートし、ピークは3月下旬〜4月中旬、GW(ゴールデンウィーク)前後に落ち着くのが一般的な流れとされています。
2026年春のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は、東日本と北日本で例年より多く、飛散期間が長引く可能性も指摘されています。
この記事では、ヒノキ花粉が「いつから飛ぶのか」「いつまで続くのか」を地域別に整理し、2026年の最新予測、飛散が多い日の特徴、症状の特徴、そしてお薬や対策をいつまで続けるべきかまでまとめました。
お住まいの地域に合わせた対策スケジュールを立てるために、ぜひ参考にしてください。
Contents
ヒノキ花粉の対策を始めるうえで、まず知っておきたいのが「いつから飛び始めるのか」という点です。
ヒノキ花粉はスギ花粉よりも飛散開始が遅く、地域差はあるものの全国的には3月初旬〜中旬に飛散が始まるケースが一般的です。
ここでは、全国的な飛散開始の目安と、スギ花粉との時期の違いを整理します。
ヒノキ花粉の飛散は、九州や四国の暖かい地域では早ければ2月下旬〜3月上旬に始まります。
関東・東海・関西では3月中旬頃に飛散が本格化するのが例年のパターンです。
東北地方では3月下旬〜4月上旬に飛散が始まる傾向がありますが、ヒノキの人工林が少ない東北北部や北海道では飛散量自体がごくわずかとされています。
飛散開始の時期はその年の気象条件、特に2月〜3月の気温推移によって前後するため、毎年一定ではありません。
日本気象協会やウェザーニュースが発表する花粉飛散予測をこまめにチェックし、飛散開始前からマスクの準備やお薬の服用を始めておくことが対策のポイントです。
「スギ花粉がまだ飛んでいる時期にヒノキ花粉の飛散も始まる」という重複期間があることを頭に入れておくと、3月後半の症状悪化にも慌てずに対処できるでしょう。
ヒノキ花粉とスギ花粉の飛散時期を比べると、ヒノキ花粉の飛散開始はスギ花粉よりもおおむね1か月ほど遅い時期にあたります。
スギ花粉は例年1月下旬〜2月上旬に九州や関東の一部から飛び始め、2月中旬には全国的に本格化するのが一般的な流れです。
一方、ヒノキ花粉の飛散が本格化するのは3月中旬以降であるため、スギ花粉のピーク(2月下旬〜3月中旬)が過ぎた頃にヒノキ花粉のシーズンが始まる形になります。
スギ花粉とヒノキ花粉は同じヒノキ科に属する近縁の植物で、アレルゲンの構造がよく似ているため、スギ花粉症の方の約70%がヒノキ花粉にも反応するとされています。
この交差反応により、スギ花粉のシーズンが終わる前にヒノキ花粉のシーズンが重なり、春を通してほぼ切れ目なく症状が続くケースは珍しくありません。
「3月中旬に一度楽になりかけたのに、3月後半からまた症状がひどくなった」と感じている方は、ヒノキ花粉の飛散開始による影響を疑ってみてください。
ヒノキ花粉症の方にとって「いつまで対策を続ければよいのか」は、日常生活を計画するうえで非常に気になるポイントでしょう。
結論から述べると、ヒノキ花粉の飛散は地域にもよりますがGW前後〜5月中旬に終了するのが一般的です。
ここでは、ピーク時期と飛散終了時期の目安をそれぞれ解説していきます。
ヒノキ花粉の飛散量がもっとも多くなるピークは、全国的に見ると3月下旬〜4月中旬の時期にあたります。
日本気象協会の2026年花粉飛散予測(第3報)でも、ヒノキ花粉のピークは3月下旬〜4月上旬と見込まれており、例年並みの時期になると予測されています。
ピーク期間中は1日あたりのヒノキ花粉飛散量が「非常に多い」「極めて多い」ランクに達する日が連日続く年もあり、花粉症の方にとってもっともつらい時期です。
九州や四国ではピークがやや早く3月下旬〜4月上旬に集中する傾向があり、関東や東海では4月上旬〜中旬にピークのずれ込みが見られる年もあります。
ピーク期間中はスギ花粉の飛散も完全には終わっていない地域が多く、スギとヒノキの花粉が同時に大量飛散する「重複ピーク」が起きる3月下旬〜4月上旬は特に注意が必要です。
この時期は外出時のマスク・メガネの着用はもちろん、帰宅後の洗顔・うがい・衣類の花粉払いといったセルフケアを徹底してください。
ヒノキ花粉の飛散が終了する時期は、多くの地域でGW前後〜5月上旬が目安です。
環境省の過去の飛散状況報告によると、九州・四国・中国・関西地方では4月中〜4月下旬に終息する年が多く、東海・関東・東北地方では5月上旬〜中旬まで少量の飛散が続く傾向があります。
ただし、飛散量が例年より多い年はシーズン全体が長引きやすく、5月中旬を過ぎても微量の花粉が観測されるケースがあります。
「GWを過ぎたのにまだくしゃみが出る」「5月に入ってもまだ目がかゆい」という場合は、ヒノキ花粉の残存飛散が原因の可能性があるでしょう。
花粉に敏感な方は、日本気象協会やウェザーニュースの花粉飛散マップで「飛散終了」の発表を確認するまで対策を続けることをお勧めします。
お薬の服用も「症状がなくなったから」ではなく「飛散終了が確認されてから」やめるほうが、シーズン終盤の症状ぶり返しを防ぎやすくなります。
ヒノキ花粉の飛散時期は、お住まいの地域によって開始・ピーク・終了のタイミングが異なります。
自分の地域の飛散スケジュールを把握しておくことで、お薬の開始時期や対策の終了時期を適切に判断できるようになります。
ここでは、九州・関西・東海・関東・東北の5地域に分けて、ヒノキ花粉の飛散時期の目安をまとめます。
九州地方のヒノキ花粉は、全国の中でもっとも早い時期に飛散が始まります。
飛散開始は早い年で2月下旬、一般的には3月上旬頃からで、ピークは3月下旬〜4月上旬に集中する傾向です。
飛散の終了は4月下旬頃が目安で、他の地域に比べてシーズンがやや短めに収まるケースが多く見られます。
ただし、九州はスギの人工林面積が大きく、スギ花粉とヒノキ花粉の飛散が重なる3月下旬前後は飛散量が非常に多くなる日が続く点に注意が必要です。
ピーク期間中は外出時のマスクに加え、帰宅時に玄関先で衣類の花粉を払い落とす習慣をつけておくとよいでしょう。
九州にお住まいの方は、3月上旬には対策を本格化させておくのが安心です。
関西地方のヒノキ花粉は、3月中旬頃から飛散が始まります。
飛散量がもっとも多くなるピークは4月上旬〜中旬で、関西ではスギ花粉の飛散が落ち着く3月下旬頃からヒノキ花粉の量が急増する傾向があります。
飛散終了は5月上旬頃が目安ですが、4月中には飛散量がかなり減少し、GW頃にはほぼ落ち着くのが例年の流れです。
関西エリアでは、ヒノキの人工林が比較的多い奈良県や和歌山県の山間部から花粉が飛来するため、大阪市や神戸市といった都市部でもまとまった飛散量が観測されます。
「4月に入ってからのほうが花粉症がつらい」と感じている方は、スギ花粉からヒノキ花粉へのシフトが原因の可能性が高いでしょう。
関西にお住まいの方は、4月いっぱいは花粉対策を緩めずに継続することが大切です。
東海地方のヒノキ花粉の飛散時期は、関西とほぼ同じスケジュールで推移します。
飛散開始は3月中旬頃からで、ピークは4月上旬〜中旬に集中する傾向です。
飛散終了は5月上旬が目安で、名古屋市周辺のデータでは例年4月中旬前後に飛散量のピークを迎えるとされています。
東海地方は三重県や岐阜県にヒノキの植林地が多く、風向きによっては都市部へ大量の花粉が流れ込むことがあります。
暖かい年はピーク時期がやや早まり、3月下旬からまとまった飛散量を記録するケースもあるため、お薬の服用は3月中旬までには開始しておくのが理想的でしょう。
東海にお住まいの方は、GW明け頃まで対策を続けておくと安心です。
関東地方はヒノキ花粉の飛散量が多く、シーズンも比較的長い地域です。
飛散開始は3月中旬頃で、ピークは4月上旬〜中旬にかけて「非常に多い」「極めて多い」ランクの日が連続する年も珍しくありません。
関東の特徴は、飛散終了が5月中旬までずれ込む年が多い点です。
東京23区には多摩地域や秩父地方のスギ・ヒノキ林から大量の花粉が風に乗って飛来するため、都心部であっても油断はできません。
東京都アレルギー情報navi.のデータでは、スギ・ヒノキ合算の花粉総飛散量のうちヒノキ花粉が占める割合が年によって3割〜5割に達することもあり、ヒノキ花粉のシーズンは関東の花粉症対策において非常に重要な時期です。
関東にお住まいの方は、お薬の服用を5月中旬頃まで継続することを視野に入れておきましょう。
東北地方のヒノキ花粉は、主に福島県や宮城県など東北南部を中心に飛散します。
飛散開始は3月下旬〜4月上旬と、全国の中ではもっとも遅い時期にあたります。
ピークは4月中旬〜下旬で、飛散終了は5月上旬頃が目安ですが、飛散量自体は関東や東海と比べると少ない傾向があります。
東北北部(岩手県北部・秋田県・青森県)や北海道ではヒノキの人工林がほとんどなく、ヒノキ花粉の飛散はごくわずかか、ほぼ観測されないレベルとされています。
ただし、東北南部ではスギ花粉の飛散量が非常に多い地域であるため、スギからヒノキへと連続して花粉に曝露される期間が長く、2月〜5月の約3か月間にわたり症状が続く方もいます。
東北南部にお住まいの方は、「スギが終わった」と安心せず、4月いっぱいはヒノキ花粉への対策も続けることが大切です。
ヒノキ花粉の飛散時期を把握したうえで、もう一つ確認しておきたいのが「2026年の飛散量はどの程度か」という点です。
飛散量が多い年はピーク時の症状が重くなりやすいだけでなく、飛散期間そのものが長引く傾向があります。
2026年の予測情報を事前にチェックし、対策の強度や期間を調整する材料として活用してください。
日本気象協会の「2026年春の花粉飛散予測(第3報)」によると、2026年のスギ・ヒノキ花粉の飛散量は西日本では例年並みの地域が多い一方、東日本と北日本では例年より多く、非常に多い地域もある見込みです。
この予測の背景には、2025年の夏が全国的に高温・多照だったことがあります。
スギやヒノキの雄花は前年の夏の日照時間が長く気温が高いほど多く形成されるため、翌春の花粉飛散量が増加しやすいのです。
一方、2025年春に花粉の飛散量が多かった西日本(九州・四国・中国地方)では、「前年の飛散量が多い翌年は少なくなる」という傾向が働き、2026年は前シーズンに比べて減少する地域もあると見られています。
関東・東北・北陸にお住まいの方は2026年が大量飛散のシーズンとなる可能性があるため、例年以上に早めの対策を心がけてください。
全国的には9割以上の地域で大量飛散(3,000個/cm²以上)が予測されており、いずれの地域にお住まいでも油断は禁物です。
ヒノキ花粉の総飛散量が多い年は、ピーク時の飛散量が増えるだけでなく、シーズン全体の飛散期間が長引く傾向があります。
通常であれば4月下旬〜5月上旬に飛散が終了する地域でも、大量飛散の年は5月中旬頃まで「少ない」〜「やや多い」レベルの飛散が続くケースが報告されています。
飛散量が多い年に「ピーク時期が過ぎたから」とお薬や対策をやめてしまうと、シーズン終盤にだらだらと続く花粉で症状がぶり返す恐れがあります。
2026年は東日本を中心に飛散量が多い予測が出ているため、例年よりも長めに対策期間を確保しておくのが賢明です。
日本気象協会やウェザーニュースの花粉飛散マップで「飛散終了」の表示を確認するまで、お薬の服用と基本のセルフケアを継続してください。
お住まいの地域の飛散状況は、日本気象協会のtenki.jpやウェザーニュースの花粉飛散情報ページで毎日リアルタイムに確認できます。
ヒノキ花粉の飛散量は日によって大きく変動し、気象条件によっては前日の数倍の花粉が一気に飛散する日もあります。
「今日は花粉が多いのか少ないのか」を予測できるようになると、外出の時間帯やマスクの使い分けといった対策の精度が上がります。
ここでは、ヒノキ花粉が特に多く飛ぶ日の気象条件を2つのパターンに分けて整理します。
ヒノキ花粉の飛散量がもっとも多くなるのは、「晴れて気温が高く、風が強い日」です。
晴天で気温が上がると山間部のヒノキの雄花が開花しやすくなり、大量の花粉が放出されます。
放出された花粉は風に乗って数十キロメートル先の都市部まで運ばれるため、風が強い日ほど飛散量が増加する傾向にあります。
特に気温が急上昇する「春一番」のような強い南風が吹く日は、1日あたりの飛散量が一気に跳ね上がるため最大級の注意が必要です。
また、湿度が低く乾燥した日は花粉が地面に落ちにくく、空気中に長時間漂い続けるため、吸い込む量も増えやすくなります。
天気予報で「晴れ・最高気温が高め・風が強い・湿度が低い」という条件がそろった日は、外出を控えるかマスクとメガネを徹底する対策を取りましょう。
雨の日は花粉が雨粒に付着して地面に落ちるため、飛散量は大幅に減少します。
しかし、雨が上がった翌日に晴天が訪れると、雨で抑えられていた分の花粉が一気に放出され、前日の反動で飛散量が急増するケースが多い点には注意が必要です。
「昨日雨だったから今日は大丈夫」と油断してマスクなしで外出した結果、症状が悪化したという経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。
雨上がりの翌日は、地面に落ちた花粉が乾燥して再び舞い上がる「再飛散」も起きやすくなるため、地表付近の花粉濃度が高くなる傾向があります。
ヒノキ花粉シーズン中は、雨の翌日こそ対策を強化するという意識を持っておくことが大切です。
天気予報の花粉飛散量予測を毎朝チェックし、「雨上がりの晴天」が予報されている日は特に万全の対策で外出してください。
ヒノキ花粉症の症状はスギ花粉症とほぼ共通しており、症状だけでどちらの花粉に反応しているかを見分けることは難しいとされています。
しかし、ヒノキ花粉症ではスギ花粉症と比較して一部の症状がやや強く出やすい傾向が報告されている点は知っておくとよいでしょう。
ここでは、基本的な症状と、ヒノキ花粉症で特に注意したい症状の違いを整理します。
ヒノキ花粉症の代表的な症状は、スギ花粉症と同様にくしゃみ、透明でさらさらした鼻水、鼻づまり、目のかゆみ・充血の4つです。
これらの症状は、花粉が鼻や目の粘膜に付着してアレルギー反応が起こり、ヒスタミンなどの化学物質が放出されることで引き起こされます。
スギ花粉症と同じ仕組みで発症するため、使われるお薬(第2世代抗ヒスタミン薬、点鼻薬、点眼薬など)もスギ花粉症と基本的に同じものが処方されます。
症状の出方には個人差がありますが、「くしゃみと鼻水が中心のタイプ」と「鼻づまりが中心のタイプ」に大きく分かれる傾向はスギ花粉症と変わりません。
風邪の初期症状と見分けにくいと感じる方もいるかもしれませんが、花粉症の鼻水は透明でさらさらしているのに対し、風邪の場合は数日で粘り気が出て色がつくのが一般的な見分け方です。
「4月になってもくしゃみと鼻水が続いている」という場合は、風邪ではなくヒノキ花粉症の可能性を疑ってみてください。
ヒノキ花粉症では、スギ花粉症と比較して「のどのかゆみ」「のどの違和感」「せき」といった咽喉頭症状がやや強く出やすいとする報告があります。
この違いが生じる背景には、ヒノキ花粉の粒子サイズが関係している可能性が指摘されています。
ヒノキ花粉の直径は約28〜35μmで、スギ花粉(約30〜40μm)よりもやや小さく、表面に突起(パピラ)がない滑らかな形状をしています。
このわずかなサイズの違いにより、ヒノキ花粉のほうが吸い込んだ際に気道のより深い部分に到達しやすく、のどや気管支の粘膜に炎症を起こしやすいとする見解があるのです。
また、ヒノキ花粉はスギ花粉と比べて少量の飛散量でも強い症状が出やすいという特徴も報告されており、飛散が本格化する前の段階からのどの違和感を覚える方もいるようです。
「4月になってからのどのイガイガやせきが目立つようになった」と感じている方は、ヒノキ花粉の影響を考えてみるとよいでしょう。
ただし、せきが2週間以上長引く場合は花粉症以外の原因(喘息やアレルギー性気管支炎など)の可能性もあるため、早めに医療機関を受診してください。
ヒノキ花粉の飛散時期を踏まえたうえで、「対策はいつからいつまで続けるべきか」を具体的に考えていきましょう。
対策の開始が遅れると症状が重症化しやすく、終了が早すぎるとシーズン終盤の花粉で症状がぶり返すリスクがあります。
お薬の服用期間と日常生活でのセルフケア、この2つの軸で対策のスケジュールを組み立てることが大切です。
ヒノキ花粉症の方、またはスギとヒノキの両方に反応する方は、お薬の服用をGW頃まで継続することが非常に重要です。
花粉症治療で広く処方される第2世代抗ヒスタミン薬は、毎日継続して服用することで体内のアレルギー反応を安定的に抑える仕組みになっています。
3月後半に「スギ花粉のピークが過ぎたから」と自己判断でお薬をやめてしまうと、4月のヒノキ花粉のピーク時に症状が急激に悪化するリスクがあります。
「お薬を飲んでいるから症状が出ていない」のであり、やめれば再び症状が現れる可能性が高い点を理解しておくことが大切です。
市販薬を利用している方の中には症状がつらい日だけ飲む方もいるかもしれませんが、花粉シーズン中は毎日決まった時間に服用するほうが、症状を安定させやすいとされています。
2026年は東日本を中心に飛散量が多い予測のため、例年よりも長め(5月中旬頃まで)にお薬を継続する判断が必要になる方もいるかもしれません。
お薬の種類や服用期間に不安がある方は、医療機関で自分のアレルギーのタイプに合った処方を相談してみてください。
お薬の服用と並行して、日常生活の中でヒノキ花粉の体内への侵入を減らすセルフケアを継続することが症状の軽減に役立ちます。
花粉症対策の基本は「花粉をできるだけ体に入れない」ことであり、厚生労働省・環境省の花粉症対策リーフレットでもセルフケアの重要性が強調されています。
外出時はマスクとメガネの着用を徹底し、マスクは顔との隙間ができないようにフィットさせることで花粉の侵入量を大幅に減らせます。
衣類はウールやフリースなど花粉が付着しやすい素材を避け、ナイロンやポリエステルなど表面がツルツルした素材を選ぶと花粉の持ち込みを抑えられるでしょう。
帰宅時は玄関先で衣類の花粉を手で払い落とし、すぐに洗顔・うがい・手洗いを行って粘膜に付着した花粉を洗い流してください。
室内では空気清浄機を活用し、換気は花粉の飛散が比較的少ない早朝や深夜にレースカーテン越しに短時間で行うのが効果的です。
これらのセルフケアは、ヒノキ花粉の飛散が終了するGW前後〜5月中旬まで継続して実践することで、シーズン全体の症状軽減につながります。
ヒノキ花粉は何月から何月まで飛びますか?
ヒノキ花粉の飛散は、地域にもよりますが3月初旬〜中旬に始まり、GW前後〜5月中旬に終了するのが一般的です。
九州では3月上旬〜4月下旬、関東では3月中旬〜5月中旬と、南の地域ほどシーズンが早く始まり早く終わる傾向があります。
お住まいの地域の花粉飛散情報をこまめにチェックして、対策のタイミングを合わせてください。
ヒノキ花粉のピークはいつですか?
全国的に見ると、ヒノキ花粉のピークは3月下旬〜4月中旬です。
九州・四国では3月下旬〜4月上旬にピークが集中し、関東・東海では4月上旬〜中旬にずれ込む傾向があります。
2026年のピーク時期は例年並みの3月下旬〜4月上旬と予測されています。
スギ花粉が終わればヒノキ花粉も終わりますか?
スギ花粉とヒノキ花粉の飛散終了時期は異なり、ヒノキ花粉のほうが約1か月遅くまで飛散が続きます。
スギ花粉が4月中旬〜下旬に飛散を終える地域でも、ヒノキ花粉はGW前後〜5月中旬まで飛散が続く可能性があります。
スギ花粉の飛散が終わっても、ヒノキ花粉に反応する方は対策を継続してください。
ヒノキ花粉症のお薬はいつまで飲めばよいですか?
ヒノキ花粉症の方は、お薬をGW頃まで継続して服用するのが基本的な目安です。
飛散量が多い年は5月中旬頃まで延長したほうがよいケースもあるため、花粉飛散マップで「飛散終了」を確認してからやめるのが安心です。
自己判断で中断すると症状がぶり返す恐れがあるため、不安な方は医師に相談してください。
ヒノキ花粉の飛散は例年3月初旬〜中旬に始まり、ピークは3月下旬〜4月中旬、飛散終了はGW前後〜5月中旬が目安です。
飛散時期には地域差があり、九州は3月上旬〜4月下旬、関東は3月中旬〜5月中旬と、お住まいのエリアに合わせたスケジュール把握が大切です。
2026年は東日本と北日本を中心に例年より飛散量が多い予測が出ており、飛散期間が長引く可能性も指摘されています。
ヒノキ花粉の飛散量は「晴天・高温・強風・乾燥」の日や「雨上がりの翌日」に急増しやすいため、天気予報の花粉飛散量予測を毎日チェックする習慣をつけておきましょう。
症状はスギ花粉症とほぼ共通しますが、ヒノキ花粉症ではのどのかゆみやせきがやや出やすい傾向がある点も覚えておいてください。
お薬の服用はGW頃まで、飛散量が多い年は5月中旬まで継続し、自己判断で中断しないことが症状を安定させるポイントです。
毎年のヒノキ花粉シーズンを少しでも楽に乗り越えるために、飛散情報のチェックとセルフケアの継続を今年も早めに始めてみてください。
代々木クリニックでは、患者様一人ひとりの症状に合わせた花粉症治療をご提案しています。
当院は皮膚科・アレルギー科を専門としており、鼻や目の症状だけでなく、花粉皮膚炎など肌への影響にも対応可能です。
「毎年春になると肌荒れがひどくなる」「目の周りがかゆくてつらい」といった皮膚症状でお悩みの方も、お気軽にご相談ください。
花粉症の症状は我慢せず、適切な治療を受けることで、日常生活の質を大きく改善できます。
花粉シーズン前からの早めの受診がおすすめです。
つらい症状にお悩みの方は、ぜひ一度ご来院ください。
東京医科大学卒。形成外科・皮膚科医師。専門はアトピー性皮膚炎、創傷外科、熱傷、美容一般。
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