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医療コラム

2025.07.30

しみの治療と原因を徹底解説!予防法から美容医療まで専門家が教える対策

しみの治療と原因を徹底解説!予防法から美容医療まで専門家が教える対策

しみは種類によって原因や治療法が大きく異なるため、まずは自分のしみタイプを正しく把握することが重要になります。

しみには主に日光性黒子、肝斑、炎症後色素沈着、そばかす、後天性真皮メラノサイトーシス(ADM)の5種類があり、それぞれ紫外線、ホルモン、炎症、遺伝などが原因で発生するためです。

例えば、頬骨付近にモヤモヤと広がる肝斑の場合、一般的なシミ取りレーザーを照射すると炎症を悪化させ、かえってシミが増えて濃くなるリスクがあるため、専門的な診断なしに自己判断で治療法を選ぶべきではありません。

自分のシミのタイプが分からず対策に迷う場合は、専門的な診断を受けることで適切な治療方針を定め、無駄な時間や費用、肌への負担を軽減できるでしょう。

しみの種類別比較と見分け方

しみの種類主な原因発生しやすい部位・形状一般的な見分け方
日光性黒子(老人性色素斑)紫外線ダメージの蓄積顔や手など露出部、円形・楕円形の濃いシミ境界が比較的はっきりしており、濃さがある
肝斑(かんぱん)女性ホルモン、紫外線、肌の刺激頬骨、額、口周辺など左右対称にモヤモヤ広がる境界が曖昧で、季節(夏)に濃くなりやすい
炎症後色素沈着炎症(ニキビ、傷、摩擦)炎症が治まった箇所に沿って発生ニキビ跡や虫刺され跡が茶色く残ったもの
そばかす(雀卵斑)遺伝的要因鼻の上、頬などに散在する小斑点幼少期から発生し、思春期以降に濃くなることが多い
ADM遺伝的要因、ホルモン、紫外線、肌の刺激両頬や、額、眼の下にできる青から灰色の小斑点20代頃より現れ、真皮にメラニンがあるので光治療や表皮をターゲットとしたレーザー治療に反応しない

日光性黒子(老人性色素斑)の特徴と発生メカニズム

日光性黒子、または老人性色素斑は、長年にわたる紫外線ダメージの蓄積により発生する、最も一般的なシミです。

紫外線を繰り返し浴びることでメラノサイトが過剰に活性化され、過剰に生成されたメラニン色素が皮膚のターンオーバーで排出されずに定着してしまうためです。

このタイプのシミは、顔や手の甲など紫外線に当たりやすい部位に、比較的境界線がはっきりとした円形や楕円形として現れることが多く、40代以降で目立ち始めるケースが一般的です。

紫外線対策を徹底すれば新たな日光性黒子の予防につながるため、日常的なUVケアを継続することが大切になります。

肝斑(かんぱん)特有の症状と女性ホルモンの関係

肝斑は、頬骨のあたりや額、口の周辺などに左右対称に発生し、女性ホルモンの乱れが主な原因とされる特殊なシミです。

妊娠や経口避妊薬の服用、ストレスなどによるホルモンバランスの変化が、メラニン生成を促す細胞を刺激してしまうためと考えられています。

よってメラニン色素を作るメラノサイトの活動性(AMC:activitiy of melanocytes)が亢進しているといわれています。

また、頬部やこめかみ、額など摩擦が多い部分にできるので摩擦が原因ともいわれています。

一般的なシミが濃い楕円で境界が明確なのに対し、肝斑は全体的に境界が曖昧でモヤモヤと広がるのが特徴であり、特に30〜40代で発症することが多い傾向があります。

このタイプのシミは、ホルモンバランスによって肌が敏感になっているため、季節によっては夏に濃くなり冬は薄くなるという変動を見せます。

肝斑は生活習慣や体調の変化によって変動する特徴もあるため、外部からの刺激を防ぐ対策だけでなく、ホルモン状態の安定にも目を向けてみましょう。

炎症後色素沈着の原因となる摩擦と刺激

炎症後色素沈着(PIH)は、ニキビ、湿疹、傷、虫刺されなど、皮膚に起きた炎症が治まった後に茶色いシミとして残ってしまう状態を指します。

炎症が起きるとメラノサイトが刺激を受け、通常よりも多くのメラニンを生成し、炎症が治まっても過剰なメラニンが皮膚内に蓄積するため、それが色素沈着となって現れるためです。

大きな炎症だけでなく、洗顔時に肌を強くこする行為やシートタイプのクレンジングを常用する際の摩擦といった、見た目には分からない程度の微細な刺激であっても、長期的に続けば色素沈着を引き起こす原因となります。

ニキビ跡がクレーターにならずに茶色いシミとして残っている場合も、この炎症後色素沈着に含まれます。

日常のスキンケアにおいて「摩擦」を避ける意識を持つことが、炎症後色素沈着の発生を防ぐための重要な一歩となるでしょう。

そばかす(雀卵斑)の特徴と遺伝的要因

そばかす、または雀卵斑(じゃくらんはん)は、主に遺伝的要因によって発生し、鼻の上や頬などに小さな斑点が散らばるのが特徴です。

遺伝的な体質によりメラノサイトが活性化しやすい状態で生まれるため、幼少期から発生することが多く、日光性黒子とは発生メカニズムが異なるためです。

シミのなかでも比較的早いうちから目立ちますが、強い紫外線を浴びることでその色や数が濃くなるため、特に夏場は顔全体に広がるように感じることがあります。

遺伝的な要因が強くても、適切な紫外線対策を行うことでそばかすが濃くなるのを防ぎ、目立たない状態を維持することが期待できます。

ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)の特徴

シミの一種として知られる「ADM(Acquired Dermal Melanocytosis:後天性真皮メラノサイトーシス)」は、特にアジア人に多く見られる特徴的な色素斑です。

灰褐色から青みがかった茶色を呈し、光の当たり方によっては灰青色に見えることもあります。

主に両頬の高い位置、いわゆる頬骨部に左右対称に現れることが多く、こめかみや下まぶたの外側に出現することもあります。

発症は思春期から20代前半にかけて始まることが多く、加齢に伴って突然現れる一般的なシミとは異なる点が特徴です。

また、原因となるメラノサイトが表皮ではなく真皮層に存在するため、通常の外用薬や美白剤では効果が得にくく、治療には長い波長のレーザーによるスポット治療を行います。

しみの最大の原因「紫外線」から肌を守る徹底した予防法

しみの最大の原因は紫外線であるため、できてしまったシミの悪化を防ぎ、新たなシミの発生を抑制するためには、徹底したUVケアが必須となります。

紫外線を浴びると表皮細胞がメラニン色素の生成を促す物質を作り出し、特に炎症後の肌やデリケートな肌は敏感なため、色素沈着が濃くなりやすい状態にあるためです。

日焼け止めを推奨量よりも少なく使ったり、こまめに塗り直すことを怠ったりすると、上空から降り注ぐ光だけでなく空気中に散乱する紫外線も防ぎきれず、効果が半減してしまいます。

これは、シミ治療後に日焼けしてしまうとせっかく薄くなったシミが再び目立つようになるリスクがあるため、治療効果を維持する上でも重要です。

紫外線対策は単なる予防ではなく、肌の炎症や色素沈着の悪化を防ぐ「治療の保険」として捉えることで、理想の肌状態を保つことにつながります。

日常生活で実践すべき効果的なUVケアのポイント

日常生活における効果的なUVケアは、生活シーンに合わせて最適な強さの日焼け止めを選び、正しい使用量を守ることが重要です。

高いSPF値の日焼け止めでも、量が少なかったり塗り直しがなければ、空気中に散乱する紫外線や汗で流れた部分を防ぎきれないため、効果が半減してしまうためです。

屋外で長時間過ごす日はSPF50以上のウォータープルーフを選ぶ一方で、室内中心の場合は肌負担の少ない低めのSPF値を選ぶなど、使用目的によって製品を使い分ける必要があります。

日焼け止めは適量を守って肌にムラなく塗布することに加え、2~3時間ごとのこまめな塗り直しも意識してみましょう。

毎日の小さな習慣として日傘や帽子の使用を併用することで、日焼け止めだけではカバーしきれない部分からの紫外線暴露をさらに防ぐことができるでしょう。

しみを悪化させる肌への「摩擦」を防ぐセルフケア

洗顔やクレンジング、スキンケア時に肌を強くこする「摩擦」は、微細な炎症を引き起こし、しみの原因となる色素沈着を悪化させる最大の要因となります。

摩擦による刺激がメラノサイトを活性化させるため、特にクレンジングの量が少ないと手が直接肌に触れてしまい、メラニンが増加して色素沈着につながってしまうためです。

メイクを落とす際は、クレンジング剤を推奨量の2倍を目安にたっぷり使い、シートタイプは摩擦が起きやすいことから、特別な事情がない限り控えるのが望ましいです。

ピーリングなどの角質ケアアイテムも、肌状態を見ながら推奨されている使い方を守ることが大切です。

摩擦を避ける優しく丁寧なスキンケアを心がけることで、炎症後色素沈着の発生を防ぎ、肌のくすみも軽減できるはずです。

自宅で始めるしみの改善ケア:有効成分とスキンケアの選び方

日常的なセルフケアでは、美白有効成分を配合した化粧品や医薬品を用いることで、メラニンの生成を抑えたり排出を促したりする効果が期待できます。

しみを治すには、原因となっている黒色メラニンの生成を抑えることと、肌のターンオーバーを整えてメラニンを排出することのバランスが重要となるためです。

厚生労働省が認めた美白有効成分には、メラニン生成を抑える「トラネキサム酸(m-トラネキサム酸)」や「アルブチン」などがあり、これらは安全と有効性の観点から厳密に配合量が決められています。

こうした有効成分は、自己判断での美白製品選びにおいて客観的な基準を与えることにつながります。

自分のシミタイプと肌の状態に合った有効成分を選ぶことで、自宅にいながらも前向きにしみ対策に取り組めるでしょう。

しみの排出を促す美白有効成分の働きと選び方

美白有効成分は、メラニン生成を抑えるものと、既にできたメラニンの排出を促すものに大別され、それぞれ異なるメカニズムでシミにアプローチします。

トラネキサム酸は炎症や刺激によるメラニン生成の信号を抑制する働きがあり、シミの発生を根源から防ぐ役割を果たすためです。

安定型ビタミンC誘導体やビタミンCエチルはメラニン色素の還元を助ける一方で、トレチノイン(医療用外用薬)は皮膚のターンオーバーを早め、古い表皮細胞とともにメラニンを体外へ押し出す効果があります。

多くの製品は複数の美白成分を組み合わせ、生成抑制と排出促進の両面から総合的に作用させる設計になっています。

複数の美白成分を組み合わせたアプローチは、シミの生成抑制と排出促進の両面から作用するため、より高い改善効果が見込めます。

内側からアプローチする「飲む」しみ対策(内服薬)

しみ対策として内服薬を活用することで、肌の外側からのケアでは届きにくい、体内のホルモンバランスやメラニン生成の根本原因にアプローチすることが可能です。

肝斑の治療に用いられるトラネキサム酸などの内服薬は、メラニン生成を促す因子を抑制し、内側からしみの改善を促す働きがあります。

さらにビタミンCとビタミンEを加えることによって治療効果が高まります。

市販されている肝斑改善薬「トランシーノEX®」では、8週間程度の服用を目安に肝斑の改善効果が見込まれており、継続して内服することが重要となります。

内服薬は医療機関で処方されるケースもありますが、ドラッグストアで購入可能なものもあります。

医療機関で処方される内服薬を含め、自宅で手軽に始められる「飲む」ケアは、特にホルモンが関わる肝斑対策として検討してみる価値があるでしょう。

美容医療におけるしみの治療法と選択肢の比較

セルフケアでの改善が見込めないシミや、早期に目立たなくしたいシミについては、レーザー治療や外用薬を用いた美容医療での専門的な治療が有効な選択肢となります。

医療機関では、シミの原因となっているメラニンをピンポイントで破壊したり、肌の深い層に作用してターンオーバーを劇的に促進するなど、高い効果を持つ治療を受けられるためです。

たとえば、日光性黒子(濃いシミ)にはメラニン破壊力が高いレーザーのスポット照射が有効ですが、広範囲の色むらや薄いシミにはピコトーニングや光治療(IPL)といったダウンタイムが少ない施術が選ばれる傾向があります。

治療法は多岐にわたるため、個人のシミのタイプやライフスタイルに合わせた選択が必要です。

美容医療での治療は効果が高い反面、副作用や費用の懸念もあるため、複数の選択肢を理解し、医師とよく相談して治療法を選ぶことが大切です。

主な美容医療治療法比較

治療法適用となるシミメカニズムと期待される効果ダウンタイムの目安
レーザー(スポット照射)日光性黒子、そばかす高出力でメラニンを破壊し、一度で高い効果かさぶた形成、約1~2週間
ピコトーニング肝斑、くすみ、薄い色素沈着低出力でメラニンを少しずつ分解、肌トーン改善ほとんどなし、または軽度の赤み
外用薬(ハイドロキノン/トレチノイン)老人性色素沈着、炎症後色素沈着ターンオーバー促進・メラニン生成抑制赤み、皮むけ、ヒリヒリ感のリスク (約6週間)
内服薬(トラネキサム酸など)肝斑、炎症後色素沈着メラニン生成を促す情報伝達を内側から抑制ほとんどなし

症状によって使い分けるレーザー治療(スポット・トーニング)

レーザー治療は、メラニン破壊力が高い「スポット」と、広範囲の薄いシミやくすみ向けである「トーニング」に大別され、シミの濃さや種類によって使い分けられます。

スポット照射はメラニンを瞬間的に破壊するため、日光性黒子やそばかすなど境界線がはっきりした濃いシミに一度で高い効果を発揮する反面、照射後に一時的なかさぶた形成などのダウンタイムを伴います。

ADMに用いられるレーザー波長は深い層をターゲットにしているためかさぶたはできない可能性が高いですが一時的に濃くなり、3か月程度かけて徐々に薄くなっていきます。

スポット照射で1回でよくならない場合でも薄くなってれば追加治療で良くなる可能性が高いので継続治療を行いましょう。

トーニングは低出力のレーザーを広範囲に照射するため、くすみや色むら、色素沈着に効果的であり、ダウンタイムはほとんどないため、手軽に肌トーンを改善したい方にも適しています。

医師はシミの深さや広がり具合を診断し、適切なレーザーを選択します。

どの治療法を選ぶべきか迷った際は、自分のシミの状態を医師に正確に診察してもらい、最適な施術を提案してもらうことが賢明です。

肝斑治療におけるレーザー照射のリスクと避けるべき点

肝斑がある部位に、一般的なシミ取りで用いられる高出力のスポットレーザーを照射すると、炎症が悪化し、かえってシミが増えたり濃くなったりするリスクがあります。

肝斑はホルモンの影響でメラノサイトが非常に敏感になっているため、強い刺激であるスポット照射を受けると、防御反応としてさらに過剰なメラニン生成を促してしまうためです。

シミが増えた、濃くなったと感じる失敗例の多くは、実は潜在的に肝斑を併発していたにも関わらず、誤ってスポット照射を行ってしまったケースが原因と考えられます。

そのため、自己診断で「濃いシミだからレーザーで取れるだろう」と判断するのは危険です。

肝斑が疑われる場合は、低刺激のトーニングや光治療、内服薬(トラネキサム酸)での治療を検討し、まずは炎症を起こさないアプローチを選ぶようにしましょう。

最近ではニードルRF(ポテンザ®)を用いた治療の有効性も報告されています。

外用薬(ハイドロキノン・トレチノイン)による治療効果と注意点

ハイドロキノンやトレチノインといった外用薬は、メラニン生成抑制やターンオーバー促進において高い効果を発揮しますが、使用中は赤みや皮むけなどの副反応が生じやすいです。

トレチノインは皮膚のターンオーバーを劇的に早める作用を持つため、古い角質とともにメラニンが排出される際に皮膚が薄くなり、一時的に刺激に敏感になるためです。

使用開始後6週間くらいの間に、赤みやヒリヒリ感、軽度の皮むけが生じやすく、人によって反応の出方には個人差がありますが、軽度であれば肌に耐性ができ、徐々に症状が引いていくケースが多いです。

特にハイドロキノン使用中は、メラニンが失われることで肌の紫外線抵抗力が低下しているため、強い紫外線を浴びるとかえって色素沈着を起こし、シミが濃くなるリスクが高まります。

副作用の不安がある場合は、医師と相談して濃度や使用頻度を調節したり、副作用を軽減する薬を併用したりすることで、安心して治療を続けられるでしょう。

しみ治療後のダウンタイムと色素沈着を防ぐためのアフターケア

レーザー治療などでシミを除去した後、一時的に発生しやすい「炎症後色素沈着」をいかに防ぐかが、治療の成功と効果の維持を左右します。

レーザー照射による炎症が治まる過程でメラノサイトが刺激を受け、再びメラニンを過剰に生成する可能性があるため、特に敏感になっている肌への徹底したケアが必要となるためです。

スポット照射後、かさぶたが剥がれて新しいピンク色の皮膚が見えた後、3~6ヶ月間は色素沈着が起きやすい非常に重要な期間であり、この間に日焼けしてしまうとシミが再び濃くなるリスクが高まります。

この色素沈着は適切なケアを行えば徐々に薄くなることがほとんどです。

治療を受けたからといって油断せず、治療部位を絶対に刺激しないことと、念入りな日焼け対策を行うことが、理想的な仕上がりにつながるでしょう。

レーザー治療後の経過と炎症後色素沈着への対処法

レーザー治療後の肌は非常にデリケートな状態にあるため、指定された期間の経過観察と、肌への刺激を最小限に抑える行動が色素沈着を防ぐ鍵となります。

照射後1〜2週間でかさぶたが剥がれ、一見シミが薄くなったように見えますが、その後の3〜6ヶ月は炎症後色素沈着のピークとなりうるため、長期的なケア計画が必要なためです。

この期間を乗り越えるためには、肌の変化を正しく理解し、焦らずに対処することが重要になります。

かさぶたが自然に剥がれた後のピンク色の皮膚には、処方された軟膏やテープを貼付し、特に日焼け対策を徹底することが重要であり、刺激の強い化粧品やピーリングは避けるべきです。

万が一、照射部位に肝斑が潜んでいたことが判明しシミが薄くならない場合は、内服療法をメインに治療を再検討する必要があります。

治療後の肌の変化に一喜一憂せず、半年程度は医師の指導をしっかり守ってアフターケアを継続することで、最終的にシミが目立たない状態を目指せます。

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