代々木クリニック

アトピー治療30年以上の実績、代々木駅徒歩1分

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医療コラム

キーワード:爪疾患(真菌、緑膿菌、巻き爪、陥入爪)

爪の色によって病気の種類が違うため、爪の色に注目することがすごく大切です。
 
色によってそれぞれ次の症状が考えられます。
 

爪の色 考えられる原因・病気 検査・治療の流れ
白い爪 真菌感染(爪白癬=水虫、カンジダ感染) 顕微鏡で真菌の有無を確認し、抗真菌薬による治療
緑の爪 緑膿菌感染 抗生物質の外用(塗り薬)で治療
黒い爪 黒色線条、血腫などが多く、良性の場合がほとんど 基本的に問題ないが、悪性黒色腫やボーエン病の疑いがある場合は大学病院など専門機関へ紹介

 
爪の変形には貧血や呼吸器疾患が原因による変形や、爪乾癬、爪扁平苔癬といった爪特有の病変のことがあります。
 
足に合わない窮屈な靴を履くことや、爪を短く切ることによって巻き爪や陥入爪が発症したり悪化します。
 
当院ではダーモスコピーを用いて爪の悪性疾患のチェックや鏡検による真菌治療を行っています。
 
陥入爪や巻き爪に関しては病態やライフスタイルに合わせて、テーピング法、フェノール法による治療やガター法、VHO、ガラスファイバー樹脂(ナオルン)、巻き爪マイスター、リネイルゲルによる爪矯正を行っています。