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医療コラム
尋常性乾癬(じんじょうせいかんせん)は、皮膚が通常より早く生まれ変わることで、赤く盛り上がった発疹や白いかさぶた(鱗屑)ができる慢性の皮膚病です。肘・膝・頭皮などに出やすく、かゆみを伴うこともあります。原因は免疫の異常と考えられ、ストレス・感染症・生活習慣などで悪化することがあります。
完全に治すことは難しい病気ですが、外用薬・内服薬・光線療法・生物学的製剤などにより症状を抑えることが可能です。当院では、2024年に発売された新しい外用薬ブイタマークリーム®や内服薬オテズラ®、さらにエキシマライト治療器エキシプレックス®も用いて治療を行っています。
重症化した場合や関節症状が出た場合には、提携医療機関と連携し、より専門的な治療をご案内します。保湿や生活習慣の工夫も大切です。気になる症状があれば、お気軽にご相談ください。