代々木駅西口徒歩1分
医療コラム
爪の色と形が変化します。
白い爪は真菌(いわゆる水虫やカンジタ)が多く、顕微鏡で検査を行います。
緑の爪は緑膿菌感染が多く、抗生物質外用による治療を行います。
黒い爪のほとんどは黒色線条や血種であり問題ないことが多いですが、悪性黒色腫、ボーエン病が疑われた場合は提携の大学病院へ紹介して治療を行います。
爪の変形には貧血や呼吸器疾患が原因による変形や、爪乾癬、爪扁平苔癬といった爪特有の病変のことがあります。
足に合わない窮屈な靴を履くことや、爪を短く切ることによって巻き爪や陥入爪が発症したり悪化します。
当院ではダーモスコピーを用いて爪の悪性疾患のチェックや鏡検による真菌を行っています。陥入爪や巻き爪に関しては病態やライフスタイルに合わせて、テーピング法、フェノール法による治療やガター法、VHO、ガラスファイバー樹脂(ナオルン)による爪矯正を行っています。