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医療コラム

2026.01.19

花粉症の薬おすすめは?眠くならない薬・強さ比較・市販薬と処方薬の違いを解説

花粉症の薬おすすめは?眠くならない薬・強さ比較・市販薬と処方薬の違いを解説

毎年花粉症に悩まされているけれど、どの薬を選べばいいかわからない…とお困りではありませんか?

花粉症の薬は種類が多く、効果の強さや眠気の出やすさ、市販薬か処方薬かなど、選ぶポイントがさまざまです。

「眠くならない薬がいい」「症状がひどいので強い薬がほしい」など、お悩みも人それぞれでしょう。

実は、花粉症の薬は症状やライフスタイルに合わせて選ぶことで、より効果的に症状を抑えることができます。

この記事では、花粉症の薬の種類や特徴、眠くならない薬の選び方、市販薬と処方薬の違いまで詳しく解説します。

花粉症の薬には、大きく分けて内服薬(飲み薬)、点鼻薬、点眼薬の3種類があります。

それぞれ効果を発揮する場所や特徴が異なるため、症状に合わせて使い分けることが大切です。

ここでは、各薬の種類と特徴について解説します。

花粉症の内服薬で最も多く使われているのが「抗ヒスタミン薬」です。

抗ヒスタミン薬は、アレルギー反応を引き起こすヒスタミンの働きをブロックすることで、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどの症状を抑えます。

抗ヒスタミン薬には「第一世代」と「第二世代」があり、現在は眠気の少ない第二世代が主流となっています。

鼻づまりがひどい場合には「抗ロイコトリエン薬」が使われることもあります。

抗ロイコトリエン薬は、鼻粘膜の腫れを引き起こすロイコトリエンという物質の働きを抑え、鼻づまりの改善に効果的です。

症状が非常に重い場合には、短期間に限りステロイドの内服薬が使用されることもありますが、副作用の観点から長期使用は推奨されていません。

点鼻薬は、鼻の粘膜に直接作用するため、鼻症状に対して高い効果が期待できます。

「抗ヒスタミン点鼻薬」の点鼻は鼻に直接作用するため、眠気などの全身性の副作用が少なく、効果の発現が早いとされています。

鼻づまり・鼻水・くしゃみのすべてに効果があるのが特徴です。「抗ヒスタミン点鼻薬」より効果が強いと言われているのが「ステロイド点鼻薬」で、鼻の炎症を強力に抑えます。

「ステロイド点鼻薬」は製剤により全身への移行率が異なるので医師の指示のもとで使用しましょう。

「血管収縮剤入り点鼻薬」は即効性があり、鼻づまりをすぐに解消したいときに便利です。ですが、2週間以上の連続使用は避けましょう。

長期使用すると「薬剤性鼻炎」といって、かえって鼻づまりが悪化することがあります。

これら点鼻薬は内服薬と併用することで効果を高めることが可能です。

花粉症による目のかゆみや充血には、点眼薬が効果的です。

最も一般的なのは「抗ヒスタミン点眼薬」で、目のかゆみや充血を素早く抑えます。

症状が強い場合は「ステロイド点眼薬」が使われることもありますが、長期使用で眼圧上昇などの副作用が出ることがあるため、医師の指示のもとで使用します。

「抗アレルギー点眼薬」は、アレルギー反応そのものを抑える働きがあり、予防的に使用することで効果を発揮します。

点眼薬は内服薬のように眠気の副作用がないため、日中の使用にも適しています。

コンタクトレンズを使用している方は、レンズを外してから点眼するか、コンタクト装着時でも使用可能なタイプを選びましょう。

花粉症の薬を選ぶとき、多くの方が気にするのが「眠気」の副作用です。

特に仕事中や車の運転をする方にとって、眠くならない薬選びは重要なポイントになります。

ここでは、眠気の少ない薬の選び方と具体的な薬を紹介します。

抗ヒスタミン薬には「第一世代」と「第二世代」があり、眠気の出やすさが大きく異なります。

第一世代抗ヒスタミン薬は、脳に作用しやすいため眠気が強く出る傾向があります。

即効性があるというメリットがありますが、口の渇きなどの副作用も出やすいのが特徴です。

第二世代抗ヒスタミン薬は、脳への移行が少ないため眠気が出にくく、現在の花粉症治療の主流となっています。

また、第二世代の薬でも「インペアード・パフォーマンス」という、眠気を自覚していなくても集中力や判断力が低下する現象が起こることがあります。

車の運転や危険を伴う作業をする方は、添付文書の注意事項をよく確認することが大切です。

第二世代抗ヒスタミン薬の中でも、特に眠気が少ないとされる薬をご紹介します。

アレグラ(フェキソフェナジン)は、眠気がほとんどなく、添付文書にも運転に関する注意書きがありません。

1日2回の服用で、市販薬としても購入できるため、最も手軽に使える眠気の少ない薬の一つです。

クラリチン(ロラタジン)も眠気が少なく、1日1回の服用で効果が持続します。

妊娠中や授乳中の方にも比較的使いやすいとされており、運転に関する注意書きもありません。

デザレックス(デスロラタジン)は、クラリチンの改良版で、1日1回の服用で長時間効果が続きます。

ビラノア(ビラスチン)は、眠気が少なく効果も高いとされる処方薬です。

ただし、空腹時に服用する必要があるため、食前1時間以上または食後2時間以上あけて服用しましょう。

「眠気が出る薬のほうがよく効く」と思われがちですが、実際にはそうとは限りません。

眠気の強さと花粉症への効果は必ずしも比例しないため、眠気の少ない薬でも十分な効果が得られるケースは多くあります。

第二世代抗ヒスタミン薬は、眠気を抑えながらも花粉症の症状をしっかり抑える効果があります。

大切なのは、ご自身の症状や生活スタイルに合った薬を見つけることです。

眠気の少ない薬で効果が不十分な場合は、薬の種類を変えたり、複数の薬を併用したりすることで改善できる場合があります。

どの薬が自分に合うかは個人差があるため、医師や薬剤師に相談しながら選ぶことをおすすめします。

花粉症の症状が重い方は、より効果の高い薬を求めることが多いでしょう。

ここでは、効果が高いとされる薬や、症状に合わせた薬の選び方について解説します。

ただし、薬の効果には個人差があるため、参考としてご覧ください。

処方薬の中で、効果が高いとされる抗ヒスタミン薬をご紹介します。

ビラノア(ビラスチン)は、眠気が少ないにもかかわらず効果が高いと評価されています。

1日1回の服用で済みますが、空腹時に服用する必要がある点に注意が必要です。

ルパフィン(ルパタジン)は、即効性が高く、鼻づまりにも効果的な抗PAF作用を持っています。

効果は高いですが、眠気が出やすい傾向があるため、服用後の運転などには注意が必要です。

アレロック(オロパタジン)は、効果が強い薬として広く処方されています。

1日2回の服用が必要で、眠気が出やすいため、就寝前の服用がおすすめです。

ザイザル(レボセチリジン)は、効果と眠気のバランスが良い薬として人気があります。

1日1回の服用で効果が持続し、就寝前に服用することで眠気の影響を軽減できます。

鼻づまりがひどい場合は、抗ヒスタミン薬だけでは効果が不十分なことがあります。

抗ヒスタミン薬は、くしゃみや鼻水には効果的ですが、鼻づまりへの効果はやや弱い傾向があります。

鼻づまりには「抗ロイコトリエン薬」が効果的で、シングレアやキプレス、オノンなどが処方されます。

抗ロイコトリエン薬は、鼻粘膜の腫れを抑える作用があり、抗ヒスタミン薬と併用されることが多いです。

重症例では「ステロイド点鼻薬」が使用されることがあり、内服薬と併用することでより効果的に症状を抑えられます。

鼻づまりがつらい方は、内服薬に加えて「ステロイド点鼻薬」の併用を検討してみてください。

花粉症の症状が重い場合は、1種類の薬だけでは効果が不十分なことがあります。

そのような場合、複数の薬を組み合わせることで、より高い効果が期待できます。

一般的な組み合わせとして、「抗ヒスタミン薬+ステロイド点鼻薬」があります。

内服薬でくしゃみや鼻水を抑え、点鼻薬で鼻の炎症と鼻づまりを抑えることで、鼻症状全体をカバーできます。

鼻づまりがひどい場合は、「抗ヒスタミン薬+抗ロイコトリエン薬」の組み合わせも効果的です。

目の症状がある場合は、内服薬に加えて点眼薬を併用することで、目のかゆみや充血も抑えられます。

花粉症の薬は、ドラッグストアで購入できる市販薬と、医療機関で処方される処方薬があります。

それぞれにメリット・デメリットがあるため、ご自身の状況に合わせて選びましょう。

市販薬の最大のメリットは、病院に行かなくても手軽に購入できることです。

仕事が忙しくて受診する時間がない方や、症状が軽い方には便利な選択肢です。

近年は「スイッチOTC医薬品」といって、処方薬と同じ成分を同じ量で配合した市販薬も増えています。

アレグラ、アレジオン、クラリチンなどは市販薬としても購入可能です。

一方、デメリットとしては、処方薬に比べて選択肢が限られることが挙げられます。

また、市販薬は全額自己負担となるため、長期間使用する場合はコストがかかることがあります。

自己判断で薬を選ぶため、症状に合っていない薬を使い続けてしまう可能性もあります。

処方薬のメリットは、医師の診察を受けて、症状に合った最適な薬を選んでもらえることです。

市販薬にはない成分の薬も処方できるため、より効果的な治療が期待できます。

ビラノア、ルパフィン、デザレックスなど、処方薬でしか手に入らない薬も多くあります。

健康保険が適用されるため、3割負担(または1〜2割負担)で薬を入手でき、長期使用の場合はコスト面で有利になることもあります。

ジェネリック医薬品を選択すれば、さらに費用を抑えることができます。

デメリットとしては、医療機関を受診する手間と時間がかかることです。

ただし、最近はオンライン診療を行っている医療機関も増えており、自宅にいながら処方を受けることも可能になっています。

以下のような場合は、市販薬ではなく医療機関を受診することをおすすめします。

まず、市販薬を使っても症状が改善しない場合です。

処方薬には市販薬よりも効果の高い薬や、異なる作用の薬があるため、症状に合った治療を受けられます。

症状が重く、日常生活に支障をきたしている場合も受診をおすすめします。

複数の薬を組み合わせたり、より強い薬を処方してもらったりすることで、症状を改善できる可能性があります。

また、自分が何の花粉にアレルギーがあるのか知りたい場合は、血液検査でアレルゲンを特定することができます。

原因となる花粉を特定することで、より効果的な対策が可能になります。

花粉症の薬は、使い方によって効果が大きく変わります。

ここでは、薬の効果を最大限に引き出すためのポイントをご紹介します。

花粉症の薬は、症状が出てから飲み始めるよりも、花粉が飛び始める前から服用を開始する「初期療法」が効果的です。

花粉飛散の1〜2週間前から薬を飲み始めることで、アレルギー反応を事前に抑え、シーズン中の症状を軽減できます。

症状が出てからでは、すでに鼻粘膜の炎症が進んでいるため、薬が効きにくくなってしまいます。

初期療法を行うことで、シーズン中に使う薬の量を減らせる可能性もあります。

毎年花粉症に悩まされている方は、天気予報などで花粉の飛散開始時期をチェックし、早めに準備を始めましょう。

スギ花粉であれば、2月上旬から中旬頃には服用を開始することをおすすめします。

花粉症の症状は人によって異なるため、症状に合わせた薬の選び方が大切です。

くしゃみや鼻水がひどい方は、抗ヒスタミン薬が効果的です。

抗ヒスタミン薬はヒスタミンの働きをブロックし、くしゃみや鼻水を抑えます。

鼻づまりがひどい方は、抗ロイコトリエン薬や「ステロイド点鼻薬」が効果的です。

抗ヒスタミン薬だけでは鼻づまりが改善しない場合は、これらの薬を併用することを検討しましょう。

目のかゆみや充血がひどい方は、抗アレルギー点眼薬を使用します。

内服薬でも目の症状はある程度抑えられますが、点眼薬を併用することでより効果的に症状を抑えられます。

「花粉症の薬を飲んでいるのに効かない」と感じることがあるかもしれません。

まず確認したいのは、薬を正しいタイミングで服用しているかどうかです。

薬によっては、食前や空腹時に服用する必要があるものもあります。

また、症状が出てから薬を飲み始めた場合、効果が出るまでに時間がかかることがあります。

それでも効果が感じられない場合は、薬の種類を変えることで改善する可能性があります。

抗ヒスタミン薬の効き方には個人差があり、ある薬が効かなくても別の薬が効くことがあります。

1種類の薬で効果が不十分な場合は、複数の薬を併用する方法もあります。

症状が改善しない場合は、自己判断で薬を変えるのではなく、医師に相談して適切な治療を受けることをおすすめします。

花粉症の薬は毎日飲み続けても大丈夫?

第二世代抗ヒスタミン薬は、花粉シーズン中は毎日継続して服用することが推奨されています。

症状が軽くなったからといって服用をやめてしまうと、花粉が多く飛散したときに症状が悪化することがあります。

花粉の飛散が終わるまでは、継続して服用することで症状を安定させることができます。

ただし、血管収縮剤入りの点鼻薬は、長期使用で薬剤性鼻炎を起こす可能性があるため、2週間以内の使用にとどめましょう。

「ステロイド点鼻薬」は長期使用が可能ですが、気になる症状があれば医師に相談してください。

妊娠中・授乳中でも飲める薬はある?

妊娠中や授乳中の花粉症治療は、必ず医師に相談してから行ってください。

一般的に、妊娠初期(4ヶ月半ばまで)は薬の使用を避けることが推奨されています。

妊娠中期以降でも、できるだけ薬を使わずにマスクや眼鏡などで花粉を避ける対策が基本となります。

どうしても薬が必要な場合は、比較的安全性が高いとされる薬剤 クラリチン(ロラタジン)などが選択されることがあります。

授乳中も同様に、医師と相談しながら治療を進めることが大切です。

点鼻薬や点眼薬は局所に作用するため、内服薬より使いやすい場合もあります。

花粉症の薬と他の薬の飲み合わせは?

花粉症の薬と他の薬を併用する際は、飲み合わせに注意が必要な場合があります。

特に注意したいのは、風邪薬との併用です。

市販の風邪薬には抗ヒスタミン成分が含まれていることが多く、花粉症の薬と重複してしまう可能性があります。

成分が重複すると、眠気などの副作用が強く出ることがあるため、併用は避けましょう。

ロキソニンなどの痛み止めとの飲み合わせは、基本的に問題ありません。

ただし、新しい薬やサプリメントを飲み始める際は、念のため医師や薬剤師に確認することをおすすめします。

花粉症の薬は種類が多く、自分に合った薬を見つけるのは簡単ではありません。

症状やライフスタイルに合わせて最適な薬を選ぶためには、専門家への相談が近道です。

花粉症の薬は、効果や副作用の出方に個人差があります。

ある人にはよく効く薬が、別の人には効きにくいということもあります。

大切なのは、ご自身の症状や体質、生活スタイルに合った薬を見つけることです。

眠気が出やすい方は眠くなりにくい薬を、鼻づまりがひどい方は鼻づまりに効く薬を選ぶなど、症状に合わせた選択が重要です。

薬を試しながら、医師と相談して最適な治療法を見つけていきましょう。

市販薬で効果が感じられない場合は、処方薬への切り替えを検討することをおすすめします。

代々木クリニックでは、患者様一人ひとりの症状に合わせた花粉症治療をご提案しています。

当院は皮膚科・アレルギー科を専門としており、鼻や目の症状だけでなく、花粉皮膚炎など肌への影響にも対応可能です。皮下免疫療法では30年以上の実績もあります。

「毎年春になると肌荒れがひどくなる」「目の周りがかゆくてつらい」といった皮膚症状でお悩みの方も、お気軽にご相談ください。

花粉症の症状は我慢せず、適切な治療を受けることで、日常生活の質を大きく改善できます。

花粉シーズン前からの早めの受診がおすすめです。つらい症状にお悩みの方は、ぜひ一度ご来院ください。

花粉症の薬には、内服薬・点鼻薬・点眼薬などさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なります。

眠くなりにくい薬を選びたい方は、第二世代抗ヒスタミン薬の中でもアレグラ、クラリチン、デザレックスなどがおすすめです。

「眠気が強い薬=効果が強い」というわけではなく、ご自身の症状に合った薬を選ぶことが大切です。

市販薬で効果が感じられない場合や、症状が重い場合は、医療機関を受診して処方薬を検討しましょう。

花粉症の薬は、花粉飛散の1〜2週間前から服用を始める「初期療法」で効果を高めることができます。

症状やライフスタイルに合わせて、最適な薬を医師と相談しながら選んでいきましょう。

代々木クリニックでは、患者様一人ひとりに合った花粉症治療をご提案しています。