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ニキビが何をしても治らない原因と今後の治療方針の決め方

さまざまな治療法を試しているのに、何をしてもニキビが治らないのはとても辛いですよね。

何をしても治らないニキビの原因は複数考えられるため、あなた自身の原因についてしっかりと深掘り、特定することが大切です。

まずは、これまであなたがニキビ治療で試したことを振り返りましょう。

また、悪化させるNG行動はないか?確認してみてください。

そのうえで、ニキビを本気で治したいのであれば「イソトレチノイン治療」をおすすめします

実は、ニキビは根本の原因となる「皮脂(皮膚から出てくるあぶら)」を抑えなければ完治が難しい状態です。

丁寧にケアしても、炎症を抑えても、脂が出やすい皮膚であればニキビは繰り返してしまいます。

イソトレチノインは、皮脂分泌そのものを整える薬です。

ニキビの原因に直接アプローチすることで、今あるニキビの改善だけでなく、再発しにくい肌の生まれ変わりが期待できます。

市販薬や処方薬で効果を感じられなかった方も、イソトレチノイン治療によって改善を実感しており「ニキビ治療の切り札」とも呼ばれています。

日本では自由診療となっているため知らない方もいるかもしれません。しかし海外では、重症ニキビに対する第一選択肢として推奨されている薬です。

イソトレチノインを今はじめて知った方は、自分のニキビに合う治療かどうかまずは専門医に相談してみるのもよいでしょう。

以下のクリニックでは、ニキビの悩みや治療法について気軽に相談できます。

スクロールできます
クリニック名スグクルクリニックあしたのクリニック東京ミレニアルクリニック
クリニックロゴ
10mg料金4,500円/月(税込)
※6ヶ月まとめ購入の月額料金
7,555円/月(税込)
20mg料金5,000円/月(税込)
※6ヶ月まとめ購入の月額料金
15,000円/月(税込)13,970円/月(税込)
40mg料金5,500円/月(税込)
※6ヶ月まとめ購入の月額料金
23,760円/月(税込)
初回診察料0円0円0円 ※LINEともだち登録して24時間以内に予約完了した場合
再診察料0円1,650円(税込)1,650円(税込)
配送料0円550円500円
診察受付24時間24時間24時間
診察時間9:00〜23:0024時間7:00〜24:00
公式サイト
目次

何をしてもニキビが治らないなら原因を特定することが一番大切

ニキビが治らない原因を特定するうえで、まずはあなたが行っているニキビ治療がどの段階に対応するものなのかを把握することが重要です。

一般的に、ニキビ治療は「市販薬→皮膚科での処方薬→自由診療(イソトレチノイン)」の順番で薬を用いて治療を進めます。

区分おもな商品・成分薬の種類
市販薬ペアアクネクリームW
イハダ アクネキュアクリームなど
塗り薬
処方薬アダパレン、過酸化ベンゾイル(塗り薬)
抗生物質(飲み薬・塗り薬)
塗り薬が中心(抗生物質の飲み薬は短期間のみ(3か月以内))
自由診療イソトレチノイン飲み薬

それぞれの薬には「できること」「できないこと」があります。

ニキビの進行度合いや体質によっては、あなたが選択してきた治療法が薬の対応範囲を超えている可能性があります

また、何をしてもニキビが治らないと感じている人の中には、まだイソトレチノインを試していないという方も多いのではないでしょうか?

まずは、それぞれのできること・できないことを把握しましょう。

スクロールできます
できることできないこと
市販薬・軽い抗炎症作用
・一般的な菌を抑える作用(効果はマイルド)
→白・黒ニキビ・1〜2個程度の赤ニキビに効果が期待できます。
・強い炎症は抑えられません。
・アクネ菌に特化していないため、菌の増殖を強く抑えられません。
処方薬・アクネ菌(ニキビの原因菌)を殺菌する
・毛穴詰まりを解消する
・炎症を軽減する
→薬を使っている間は、ニキビによる炎症の緩和が期待できます。
・皮脂の分泌は抑えられません。
・中止したあとの再発予防はできません。
イソトレチノイン・皮脂の過剰な分泌を抑える
・アクネ菌を抑える
・毛穴詰まりを解消する
・炎症を軽減する
→ニキビの根本的な原因を解消するため、発症・再発防止効果が期待できます。
ニキビ跡を消すことはできません。

ニキビは、皮膚からたくさん分泌された脂(あぶら)が毛穴に詰まることで発生します。

毛穴に詰まった皮脂をエサにしてアクネ菌が増殖する結果、強い炎症が起こります。

市販薬は初期段階には対応できるものの、炎症を抑える効果は強くありません。

すでにニキビが顔全体に広がっている場合は、皮膚科の薬で炎症を十分に抑える必要があります。

処方薬は、アクネ菌を抑えたり毛穴詰まりを解消することで炎症を抑える治療です。

継続が前提ではあるものの、塗り薬をしっかりと続ければニキビが和らいだ状態が維持できます。

ですが処方薬でニキビが治らないのであれば、他に原因が潜んでいる可能性があります

あなた個人のニキビが治らない原因について、明確に実態を把握していきましょう。

ニキビが治らない原因詳細

ニキビケアをしても治らない根本的な原因は、皮脂が過剰に分泌されることです。

その背景には、日々のスキンケアや生活習慣が影響していることがあります。

とくに男性は、洗顔で皮脂を十分に洗い流せていないことがあります。

反対にゴシゴシ洗いすぎることも、バリア機能が低下しかえって皮脂分泌が増えてしまう原因です。

ただし、生活習慣やケア方法を見直してもニキビが繰り返す方は少なくありません。

ホルモンバランスや薬との相性など、解決しきれない要因が複数あるためです。

原因詳細
不適切なスキンケア・適切に洗顔できてない
・過剰に洗いすぎている
・保湿ができていない
・ケア用品が合っていない
生活習慣の乱れ・揚げ物や脂質の多い食事が多い
・睡眠不足になりがち
ホルモンバランスの乱れ・思春期:成長期ホルモンによる皮脂の過剰分泌
・大人:代謝の低下・ターンオーバーの乱れ・ストレスなど
薬をきちんと塗れていない・1日2回なのに1回しか塗れていない
・週に2~3回は塗り忘れることがある
・塗る量や範囲が不足している
通院の間隔が空いてしまう・忙しくて受診を後回しにしてしまう
・薬がなくなってから受診する

5つの原因を説明してきましたが、あなたのニキビの原因を特定できたでしょうか?

皮膚科で治療を受けていても、薬の使い方によって効果は大きく左右されます

そもそも塗り薬をきちんと続けられている方は、あまり多くありません。

「朝うっかり塗り忘れていた」「忙しくて通院が空いてしまった」という経験をもつ方もいるのではないでしょうか?

毎日欠かさず塗り続けるのは、思った以上に大変なことです。塗ること自体が負担になり、治療を挫折してしまう方は少なくありません

「1日程度なら飛ばしても大丈夫だろう」と思っても、塗ったり塗らなかったりが積み重なると、薬の効果は十分に発揮されません。

ニキビが現状維持にとどまる原因になります。

また、きちんと塗っているつもりでも、実は量が足りていないケースもあります。

「適量」は症状によって異なり、自分に必要な量を正しく把握するのは難しいものです。

「塗り続けるのに自信がない」「なんだか負担だな…」と感じる方は、飲み薬による治療が合っているかもしれません

イソトレチノインはニキビの原因に根本アプローチする飲み薬

「皮膚科に行っても治らない」「そもそもこまめに塗り薬を塗り続ける自信がない」といった方はイソトレチノインによる根本治療を検討するのもひとつです。

イソトレチノインは皮脂腺(皮脂を作り出す部分)に直接作用し、皮脂の過剰な分泌を抑える飲み薬です。

ニキビができやすい肌環境そのものを変える効果が期待できます。

皮脂分泌を抑えることで期待できる効果

  • 毛穴が詰まりにくい肌環境に変える
  • ニキビの再発を防ぐ

日本のニキビ治療は「対症療法」が標準治療となっており、根本的な治療の選択肢があまり知られていません。

対症療法とは、今ある症状を一時的に抑える治療のことです。

海外では、イソトレチノインを使用した「根本治療」が広く用いられています

米国皮膚科学会のガイドラインでも、重症・難治性ニキビに対する第一選択肢として強く推奨されています。

またイソトレチノインは、1日1回の服用で治療を続けられるのもポイントです。

塗り薬で起こりがちな塗りムラや塗り残しの心配がなく、有効成分を皮脂腺に安定して届けられます。

一部の研究ではイソトレチノインによるニキビの改善率は約97%※と報告されています

根本的なアプローチができることにくわえ、治療負担が少ないことも、高い改善効果につながっていると考えられます。

(※116名を対象とした前向き観察研究(高用量投与・12か月追跡)における患者自己申告による改善率。)

ただし、イソトレチノイン治療を開始してもすぐに肌がきれいになるとは限りません。

人によっては好転反応により、一時的にニキビが増えたように感じる可能性もあります。

好転反応とは、肌のターンオーバーが促進され、毛穴の奥にたまっていた老廃物が排出される過程で生じる反応です。

イソトレチノインの好転反応の過程

  • 1〜2週間:軽く悪化する
  • 2〜4週間:ピークを迎える
  • 4〜8週間:落ち着きはじめる

ピークを越えると落ち着いていく反応ですが、もし2〜3か月以内に大切なイベントがある方は、開始時期も含めて治療を検討するとよいでしょう。

イソトレチノインがおすすめな人とおすすめできない人

イソトレチノインは治りにくいニキビに効果的な薬ですが、推奨されない方や絶対に服用してはいけない方もいます。

ご自身が対象になるかどうか、以下の表で確認してみてください。

おすすめな人おすすめできない人
・顔全体にニキビが広がっている方
・皮膚科に3か月以上通っても治らない方
・ニキビ跡が残り始めている方
・塗り薬を毎日続けるのが難しい方
・妊娠中・妊活中の方
・近いうちに妊娠を希望している方
・炎症のないニキビ(白ニキビ・黒ニキビ)のみの方
・ごく軽度の赤ニキビが少数ある方

とくに妊娠中や妊娠を希望している方は要注意です。

イソトレチノインには強い「催奇形性(さいきけいせい)」があるため妊娠中・妊活中の方は絶対に服用できません

催奇形性とは?→妊娠初期にお母さんが特定の薬や化学物質などに触れることで、赤ちゃんに生まれつきの病気が起こる可能性があること

催奇形性のある薬は、流産や死産、早産を引き起こすおそれがあります。

服用中はもちろん、中止してからも1か月は確実に避妊する必要があります。

赤ちゃんを守るために、イソトレチノイン以外の治療法を検討してください。

また、白ニキビ・黒ニキビなど炎症が起きていないニキビや、赤ニキビでも5個より少ない軽度の方は、イソトレチノインを使うほどの状態ではありません。

市販薬や処方薬で対応できる範囲のため、まずは段階に合った治療から試すのがよいでしょう。

イソトレチノインを安く処方してくれるオンライン診療3選

イソトレチノインは自由診療のため、価格はクリニックごとに大きく異なります。

できるだけ費用を抑えたい方はオンライン診療を選びましょう

オンライン診療でイソトレチノインを処方してもらうメリット

  • 対面診療に比べてコスト負担が少ない
  • 自宅にいながら診察が受けられる
  • LINEなどでいつでも専門家に相談ができる

対面診療では月10,000〜15,000円程度が相場であるのに対しオンライン診療では月5,000円台から処方を受けられます

6か月の総額に換算すると、その差は約3〜6万円にのぼります。

無理なく払い続けられる価格かどうかは、クリニック選びで慎重に判断したいポイントです。

なお、オンラインだからといって治療の質が劣ることはありません。

皮膚科治療の専門医が画面越しにニキビの状態を丁寧に診察します。

体重や体質など問診内容を確認したうえで、一人ひとりに適切な用量を処方してくれます。

通院の手間がないオンライン診療は、子どもがいてなかなか病院に通えない方や仕事や学校で忙しい方にとって心強い選択肢となるでしょう。

以下の表から、あなたが治療を続けやすいクリニックを選んでみてください。

まずはLINEのお友達登録をして、各クリニックの特徴を知るところから始めるのもよいでしょう。

スグクルクリニック

クリニック名スグクルクリニック
診察受付24時間
診察時間9:00~23:00
初診料0円
再診療0円
配送料0円
全額返金保証制度なし
公式サイトhttps://sugukuru-clinic.com/acne-01/

スグクルクリニックはイソトレチノインの容量を10mg〜40mgの、全ての用量を取り揃えている数少ないクリニックです。

基本的にイソトレチノインは1クール6ヶ月で治療を継続するため、6ヶ月コースを選ぶのがおすすめになります。

どの用量を選んでも、1ヶ月分は無料でお試しできる金額となっているため、しっかりとニキビを治したいと考えている方は、6ヶ月コースを選んで、お得に治療するようにしましょう。

イソトレチノイン10mgのコース料金
1ヶ月コース5,500円/月
3ヶ月コース5,000円/月
※料金総額15,000円
6ヶ月コース4,500円/月
※料金総額27,000円
イソトレチノイン20mgのコース料金
1ヶ月コース6,000円/月
3ヶ月コース5,500円/月
※料金総額16,500円
6ヶ月コース5,000円/月
※料金総額30,000円
イソトレチノイン10mgのコース料金
1ヶ月コース6,500円/月
3ヶ月コース6,000円/月
※料金総額18,000円
6ヶ月コース5,500円/月
※料金総額33,000円

Actually(アクチュアリー)

クリニック名Actually(アクチュアリー)
診察受付24時間
診察時間9:00~23:00
初診料0円
再診療1,500円(税込)
配送料550円(税込)
全額返金保証制度あり
公式サイトhttps://curea.clinic/acne/acne_al/

Actually(アクチュアリー)はイソトレチノインの容量が20mgのみのお取り扱いクリニックです。

全額返金保証制度も設けられていますが、初診日から19日以内にお問い合わせをいただく必要があります。

全額返金保証の条件
  • Actually,でニキビ治療の診察を受け、お薬を処方された方
  • イソトレチノイン1ヶ月分を購入された方(2ヶ月分以上のまとめ買いは返金適用外となります)
  • お問い合わせ後、再度医師の診察を受けていただき、薬の効果が認められない、または副作用が強く服用を継続すべきでないと医師が判断した場合(服用ミスや薬の選択間違いなど患者様側の理由は対象外となります)
  • 当サービスで初めてイソトレチノインを服用される方
  • 全額返金制度ご利用後、治療を継続されない方
  • 初診日から19日以内にお問い合わせをいただいた方
イソトレチノイン20mgの定期配送料金
1ヶ月コース5,250円/月
3ヶ月コース5,150円/月
※料金総額15,450円
イソトレチノイン20mgの都度購入料金
1ヶ月分6,450円/月
5ヶ月分4,700円/月
※料金総額23,500円
6ヶ月分4,700円/月
※料金総額28,200円
12ヶ月分4,400円/月
※料金総額52,800円

あしたのクリニック

クリニック名あしたのクリニック
診察受付24時間
診察時間24時間
初診料0円
再診療1,650円(税込)
配送料550円(税込)
全額返金保証制度なし
公式サイトhttps://curea.clinic/acne/acne_al/

あしたのクリニックは3つのプランのみのシンプルな価格帯で、用量についても20mgのみを扱っています

初月分の16,500円の料金が無料になるプランもあるため、お得に利用が可能です。

イソトレチノイン20mgのプラン料金総額
6ヶ月定期プラン78,300円
※6ヶ月分の薬の料金
6ヶ月一括購入60,000円
※6ヶ月分の薬の料金
通常プラン16,500円

治りにくいニキビは色・数・期間で判断する

ニキビが何をしても治らない場合重症ニキビもしくは難治性ニキビの可能性があります。

「色・数・期間」の3つの軸で、あなたのニキビの状態を確認してみてください。

治りにくいニキビの特徴

  • 色:赤ニキビや黄色ニキビである
  • 数:片側の顔面に21個以上の赤ニキビがある
  • 期間:3か月以上皮膚科で治療していても緩和しない

とくに重症度や難治性(治りにくさ)を判断するには「数」と「期間」が重要なポイントです。

色:赤ニキビや黄ニキビである

ニキビの進行段階は、白ニキビ・黒ニキビ・赤ニキビ・黄ニキビの4つに分類されます。

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ニキビの段階状態治療の選び方
白ニキビ毛穴に皮脂が詰まった初期段階洗いすぎを避け、丁寧にスキンケアしましょう。ノンコメドジェニック※のケア用品を選ぶのがおすすめです。
黒ニキビ皮脂が酸化して黒くなった状態皮膚を清潔に保ち、皮脂がたまらないようにしましょう。悪化傾向なら、早めに皮膚科への受診を検討してください。
赤ニキビアクネ菌が増え炎症を起こした状態小さな赤ニキビなら市販薬を試すのもよいですが、基本的には皮膚科での治療が必要です。顔全体に広がっていれば、再発しやすいためイソトレチノイン治療が選択肢となります。
黄ニキビ炎症が激化し膿が溜まった状態皮膚科での治療で化膿を抑える必要があります。ただし、ニキビ跡が残る可能性があるため、イソトレチノインによる治療が推奨されます。

※ノンコメドジェニック:コメド(毛穴の詰まり)ができにくいことを確認した試験を通過した製品のこと。

赤ニキビの場合、炎症の初期であれば市販薬で緩和できるケースもあります

ただし、顔全体に広がるほど炎症が進むと、皮膚科で治療を受けても改善するまでに時間がかかります。

長引かせないためには、初期の段階で治療を始めることが大切です。

黄ニキビでは膿がたまっているため、抗生剤の飲み薬と塗り薬を組み合わせた治療を根気よく続ける必要があります。

ただし、膿が落ち着いたあとも炎症によるダメージが深く及んでいると、ニキビ跡が残ってしまう可能性があります。

ニキビ跡を残したくない方は、イソトレチノインによる根本治療を検討するのがよいでしょう。

数:ニキビが大量にある

日本皮膚科学会では、片側の顔にあるニキビの数によって重症度を区別しています。

重症度片顔の炎症性皮疹の数
軽症5個以下
中等症6〜20個
重症21〜50個
最重症51個以上

日本皮膚科学会・日本臨床皮膚科医会. 尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023.

軽症の場合、塗り薬などで早めに対処すれば落ち着く可能性があります。

一方重症・最重症に該当すると、市販薬では改善が期待できません

一般的な皮膚科薬でも、ニキビが落ち着くまでには数か月以上かかる傾向があります。

「早めにニキビを治したい」方は、イソトレチノインをはじめとする自由診療を選択肢とする必要があります

期間:3か月以上治ってない

皮膚科で治療しても3か月たって治らない場合は「難治性ニキビ」に分類されます

難治性ニキビになると、一般的な治療では対応しきれない可能性があります。

難治性ニキビの特徴

  • 治るそばから次々できる
  • 赤みが落ち着いてもニキビ跡が残っている
  • 半年、1年と治りきったことがない
  • 大人になってからニキビができるようになった

とくに、大人になってからできるニキビは治りにくい傾向があります。

大人ニキビは、ホルモンバランスの乱れ、慢性的なストレス、乾燥など、複数の要因が複雑に絡み合って発生するためです。

男性の場合も、ストレスや不規則な生活により男性ホルモンが活発になり、皮脂の分泌が増加することがあります。

これらの要因が重なり常に皮脂が多い状態になると、一般的な治療では改善しにくくなります。数か月、数年単位でニキビが治りきっていない方は、皮脂分泌そのものを抑えるイソトレチノイン治療を視野に入れるとよいでしょう。

治らないニキビ跡はどうしたらいいの?

ニキビが治ったあとに残る「ニキビ跡」は、ニキビ治療とは別のアプローチが必要です。

とくに肌の表面が凹んだクレーター状のニキビ跡は、イソトレチノインを服用しても改善しません

すでに真皮層の組織が壊れてしまっているため、肌の再生を促す美容医療が選択肢になります。

まずは、ご自身のニキビ跡がどの種類に当てはまるのかを確認してみてください。

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種類状態特徴
赤み炎症のなごりで毛細血管が拡張したまま残った状態軽度なら数か月ほどで自然に引いていくが、新しい炎症や日焼けが続くと長引く
茶色いしみ炎症でできたメラニンが色素沈着した状態メラニンが表皮にとどまっていれば数か月で薄くなるが、真皮まで及ぶと年単位で残ることもある
凸凹したクレーター炎症が肌の奥まで届き、凹みになった状態真皮の組織が壊れているため自然には元に戻らず、塗り薬での改善は難しい
盛り上がり(ケロイド)傷を治す過程で、コラーゲンなどの組織が過剰に作られた状態体質や遺伝が関わることもあり、自然に治ることは難しい

赤みや茶色いニキビ跡は、時間をかけて薄くなることがあります。

日焼けや刺激で治りにくくなるため、紫外線対策や正しいスキンケアが大切です。

一方クレーターは炎症が真皮まで及び、肌の土台になるコラーゲンが破壊された状態です。

セルフケアはもちろん、イソトレチノインであっても治す効果は期待できません。

凹んだ組織を元に戻すには、美容医療を検討する必要があります

ニキビ跡に効果がある美容医療

クレーター状のニキビ跡に効果的な美容医療として「ダーマペン」と「ポテンツァ」が代表的です。

どちらも肌に微細な針で穴をあけ、肌が修復しようとする力を利用してコラーゲンの生成を促す治療法です。

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項目ダーマペンポテンツァ
内容細い針で肌に小さな穴を開け、肌が修復する力でコラーゲンを増やし、凹みを内側から埋めていくダーマペンに高周波(RF)を加え、針先から高周波を流す。肌の深部にアプローチし肌の再生を促す
対象のニキビ跡浅い凹み・赤み・色素沈着深いクレーター含む全般+肝斑・赤ら顔
費用目安1回約1~3万円1回7〜15万円
回数の目安3〜10回(症状による)2〜5回(症状による)
メリット・1回のコストを抑えてはじめられる
・目元・鼻まわりなど細かい部位に対応できる
・1回あたりの効果が高く、回数を抑えられる
・ダウンタイムがダーマペンよりも短い傾向がある
・幅広い肌悩みに対応できる
デメリット・複数回の通院が必要
・深いクレーターには効果が出にくい
・費用が高い
・熱による刺激も加わるため、ダーマペンより痛みを感じやすい
向いている人・浅いクレーターや毛穴の開きが気になる人
・美容医療がはじめてで、まずは試してみたい人
・深いクレーターをしっかり改善したい人
・赤ら顔・たるみも一緒に改善したい人
・少ない施術回数で効果を得たい人

浅いクレーターであれば、まずは比較的コストが安いダーマペンから試してみるとよいでしょう。

一方、深いクレーターや赤ら顔・たるみも気になる方は、ポテンツァのほうが満足度の高い結果につながる可能性があります。

どちらの治療も1回では完結しないため、複数回の通院を前提に、ご自身の予算と相談しながら選ぶことが大切です。

治りにくいニキビにやってはいけないNG行動

ニキビを悪化させる最大の要因は、ニキビを刺激してしまうことです。

早く治したい一心でつい触ったり洗いすぎたりすると、かえって治りにくくなります。

あなたが普段やってしまっていないか、以下のNG行動をチェックしてみてください。

NG行動理由
洗いすぎ・こすりすぎバリア機能が壊れ、炎症が悪化する可能性があります。ゴシゴシと摩擦せず、泡でやさしく洗いましょう。
つぶす・触る細菌が侵入し炎症が悪化してしまいます。ニキビ跡が残りやすくなるため避けましょう。
髭剃りによる摩擦(男性)剃り傷から細菌が入るリスクがあります。ニキビがある部分を避けるか、電気シェーバーに切り替えるのがおすすめです。

できるだけ刺激から肌を守るには、乾燥対策が重要です。

皮膚の水分が足りないと、肌のバリア機能が低下してしまいます。

かえって皮脂分泌が増えてしまい、ニキビは悪化しやすくなります。

洗顔・入浴のあとは、低刺激の化粧水と保湿剤でたっぷりと保湿しましょう。

何しても治らないニキビについてよくある質問

ニキビが治りにくい方からよく寄せられる質問にお答えします。

ニキビを減らすフルーツは何ですか?

ビタミンCを豊富に含み抗酸化作用をもつフルーツは、ニキビができにくい食習慣をサポートする可能性があります

キウイ・レモン・いちご・ブルーベリー・アセロラ・グレープフルーツなどが挙げられます。

ただし、これらのフルーツは「ニキビを減らす効果がある」とまでは言い切れません。

果物には糖分が含まれており、摂りすぎると血糖値が上昇し、皮脂の分泌をかえって促す可能性もあります

フルーツはニキビ治療の手段にはなりにくく、あくまでも嗜好品として適量を楽しむ程度に考えるのがよいでしょう。

ニキビが3か月経っても消えない場合、どうしたらよいですか?

3か月以上治らないニキビは、そのニキビ治療では対応範囲を超えていると考えられます

現在の状況検討方法
市販薬・セルフケアのみで対処してきた皮膚科への受診を検討しましょう。
皮膚科で処方薬を続けても改善しない治療が合っているのか見直してもらいましょう。イソトレチノインでの根本治療も選択肢です。

いずれにしても、まずはご自身のニキビの状態について専門医に診てもらうことをおすすめします

何してもニキビができない人の特徴は?

ニキビができにくい人の特徴は、生まれ持った肌質と日々の生活習慣に分けられます

遺伝的な特徴生活習慣の特徴
・皮脂腺が小さく、皮脂がもともと少ない
・アクネ菌が肌にいても、強い炎症が起こりにくい
・親や兄弟にもニキビができにくい
・質のよい睡眠をとっている
・食事の糖質・脂質バランスが整っている
・慢性的なストレスが少ない
・肌をこすったり洗いすぎたりしない

双子を対象にした研究ではニキビのできやすさの個人差のうち約8割が遺伝的な要因に由来すると報告されています。

生まれつき皮脂が出やすい肌質でも、皮脂分泌にアプローチする治療によりコントロールが可能です。

長い間ニキビに悩む方は、イソトレチノインを検討するとよいでしょう。

まとめ

ニキビは重症度によって必要な治療が異なります。まずはご自身のニキビの状態を正確に把握し、段階に合った治療を選ぶことが大切です。

軽症のニキビでお悩みの方:まずは市販薬や一般的な皮膚科治療から始めてみましょう。

重症・難治性ニキビでお悩みの方:イソトレチノインによる根本治療を検討するのがおすすめです。皮脂腺そのものに作用し、ニキビが繰り返さない肌環境を目指せます。

ニキビ跡(クレーター)が残ってしまった方:ダーマペンやポテンツァなどの美容医療が選択肢になります。凹んだ組織を内側から再構築できる治療法です。

どの段階の方であっても、ニキビの状態を正確に把握するためには、専門医への相談が重要です。

オンライン診療では、医師が複数のニキビ治療の選択肢から、あなたに合う方法を提案してくれます。

ニキビの悩みから卒業するために、あなたの状態に合った治療法を医師とともに見つけましょう

参考文献

日本皮膚科学会・日本臨床皮膚科医会. 尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023. 日本皮膚科学会ウェブサイト.
https://www.dermatol.or.jp/dermatol/wp-content/uploads/xoops/files/guideline/zasou2023.pdf

Bataille V, et al. The influence of genetics and environmental factors in the pathogenesis of acne: a twin study of acne in women. J Invest Dermatol. 2002;119(6):1317-1322.
https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/12485434/

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